あと何回?
冬が終わり、春が来て、夏がやってくる。そして秋が来て、また冬がやってきます。
最近は気候も昔と変わりつつはあるものの、まだかろうじて春夏秋冬は残っています。
人はどのくらい生きるかわかりませんが、一年の四季とともに毎年年齢を重ねていきます。
いつの間にかもうこんなに生きているんだと時々実感することがありますが、親やその両親(おばあちゃんやおじいちゃん)は、さらにもっと長く生きているのですからすごいことです。
人生を漠然と考えていると、やりたいことをやれないまま終わってしまうかもしれません。
あと何回「冬を楽しめる?」
あと何回「春を楽しめる?」
あと何回「夏を楽しめる?」
あと何回「秋を楽しめる?」
あと何回「親と一緒に過ごせる?」
あと何回「家族でお正月を過ごせる?」
あと何回「みんなで集まれる?」
こんなふうに考えると、自分よりも親にとってはあまり長くはないことを実感します。
例えば、人生100歳の時代と言われていますが、もし100歳まで生きるとして、80歳の人にとってあと20年。でもあと20年という表現よりも、
「人生で春を過ごせるのは残り20回」「みんなでお正月を過ごせるのはあと20回」という表現にすると、とても短く感じませんか?
何年というと漠然としてしまうのですが、「何ができるのは残り何回」とすると、とても時間が貴重に感じます。
もうちょっと親孝行しておこうとか、もうちょっと一緒に過ごす時間を増やしてみようとか。
自分のことも、気になってることをやってみよう、挑戦してみようとか、先延ばしにしていたことをやっておこうとかいろいろとやることがあると思います。
やることは時間が足りないくらいあるはずです。
宇宙からしたらあっという間の人間の人生、貴重な時間です。
充実した時間を過ごしていきましょう。