増加中のベジタリアンとは。

いろいろな食生活(Dietary habit)

食習慣、食事療法など、人によって様々であり、
日本ではないような、宗教的に食事の制限なども存在します。

世界中の人のいろいろな食習慣を考えると、
本当に、絶対にこれを食べる必要があるのか?ということも
多少疑問も湧いてくるときもあります。

宗教的に豚肉を食べない人達
または宗教的に牛肉を食べない人達も存在します。

以前はあまり食べなかったが、
最近では普通に乳製品を食べるようになった国の人も多いです。

また生の魚が好きな国の人もいれば、生ではほぼ食べない人たちもいます。

宗教的な食事習慣もあれば、動物や環境のことを考え自らの食事習慣を
変える人も多いです。

ベジタリアンは今は「普通」

特に、欧米やシンガポール、台湾などベジタリアンの人がとても多い国です。
さらにその歴も親からの代からの食習慣なので、
ベジタリアン歴30年、20年という人は普通ですし、
彼らを取り巻く環境も優しく、外食でもベジタリアンメニューがあり、
ベジタリアンレストラン(素食)やスーパーでも食材も豊富にあり、
特に苦労しなくても美味しくベジタリアンで生活していける環境なのです。

飛行機の機内食もベジタリアンや宗教的な食事習慣を持つ国の航空会社では、
豊富なリクエストミールを用意してあります。
これはベジタリアン以外にも、健康のためのミールもありますので、
時には頼んでみても新鮮かもしれませんね。

ここ最近は、世界的にベジタリアン、ヴィーガン用のメニューを出すところが
増えてきています。これらは流行というよりも、未来の人口増に対応するべく
肉に代わるミートを研究開発しているというのもありますし、健康を考える人達が
増えているのも要因であり、もちろん環境、動物のことを考えている人たちも多いのです。

ベジタリアンはいろいろなタイプがあります。

ベジタリアンといっても単純に肉(動物性のもの)を食べないということではないのです。
人によって、または「段階的にそのタイプに今はいる」ということもあります。

Vegan(ヴィーガン)
肉、魚、卵、乳製品、はちみつなど動物性はすべて摂取しません。
ライフスタイルからすべての動物性のものを排除した生活をします。(レザーなどは持たない)
動物性のものは摂取しないが、ファッションなど生活において動物性のものを含むのをよしとする
ヴィーガンの人もいます。

Pollo Vegetarian(ポウヨウベジタリアン)
鶏肉はOK。魚もOK。乳製品も卵も摂取する。(鶏肉以外の肉は食べない。)

Pesco Vegetarian(ペスコベジタリアン)
魚、乳製品、卵はOK。(肉は食べない。)

Lacto-Ovo Vegetarian(ラクトオボベジタリアン)
肉、魚は食べない。乳製品、卵はOK。

Ovo Vegetarian(オボベジタリアン)
肉、魚、乳製品は食べない。卵はOk。

Lacto Vegetarian(ラクトベジタリアン)
肉、魚、卵は食べない。乳製品はOK。

*基本的に穀類、野菜をベースに植物性のタンパク質で補います。

そのほかに、
Fruitarian(フルータリアン)
フルーツ、ナッツなど以外は摂取しません。
厳格な人は、木から落ちたもの以外食べない人もいるようです。

Rawfoodist(ローフーディスト)
基本的に酵素を壊さないで摂取するために加熱しないで調理します。
(47度以下で調理。)

Breatharian(ブレサリアン)
空気(呼吸)と宇宙のエネルギーと、水だけで生きる人達。

管理人はベジタリアン(ペスコ)からヴィーガンの生活を
5年くらいしていました。
現在は肉も食べますが、ヴィーガン生活によって、
1度体が綺麗になった感じがします。
また体調によって食事のコントロールが出来るようになり、
とても価値ある経験だったと思います。

現在でも時々、肉なしの日を設けたりしています。

これらのベジタリアンのスタイルは、
それぞれの体質、体調などもあり、
時には、体調を崩したり、痩せすぎたり、偏りすぎたりも
することがあります。
ずっと続けなくてはいけないというものではなく、
様子を見ながら、ショートタームで取り入れてみる、
もしくはデトックスとして取り入れてみる、
という柔軟性も必要になってきます。

また動物性に代わる植物性タンパク質をバランス良く補う必要がありますので、
やはりある程度栄養に関しての知識も知っていた方がいいでしょう。

まずは
Flexitarian(フレキシタリアン)
菜食だが、時には肉も食べる人。(割合は少ないが食べる)
になってみてはどうでしょうか。
(日本人にはこのタイプがもとから多い感じですが。)