日本人は「水毒」が多い。

このところ雨の日が続き、
湿気が多いですね。
*晴れていても湿気が多い時もありますが。

日本人に一番多いと言われているのが、「水毒」です。

水毒は、
「気」エネルギー(水を巡らせる働き)
「血」血液
「水」体液
この体内を巡っている水の
バランスが崩れている状態のことです。

*気が不足したり、バランスが崩れると、
元気がない状態、気虚の状態になります。

水が不足気味だったり、多すぎたりでバランスが崩れるのですが、
ほとんどは多すぎることで不調になることが多いです。

日本は特に湿気が多い地域であり、
生もの、水分の多いものを好んで食す人が多いのも要因のようです。

水毒の特徴

朝起きて顔がむくむ。
手足のむくみ。
重い頭痛。ムカムカ、吐き気。
乗り物酔いしやすい。
鼻水が出る(サラサラしたもの)
下痢になりやすい。
お腹がぽちゃぽちゃ鳴る。
尿量が多い。尿の出が悪い。
喉が乾く。
めまい、立ちくらみ。

などの症状がある時は
体内の水分のバランスが崩れている可能性があります。

まずは体を温めて余分な水分を排出することが必要。

冷たい飲み物、スイーツ、ジュース、アイスクリーム、
生の食べ物(さしみ、体を冷やす野菜など)を好んで食べる人は、
体を温めるりんご、生姜、かぼちゃ、黒砂糖、ニラ、にんにく、鶏肉、パセリ、
など温性のものを取り入れ、冷たい飲み物などを控えましょう。

また筋力が少ない人は特に水毒になりやすいので、
(溜まった水を流すのに、筋力がポンプの役目になっている)
スクワットなどの下半身の筋トレがオススメです。
それと有酸素運動などして汗を流すのもいいでしょう。

体を冷やさない
足首、首元を温める。
入浴する。
お腹が冷えやすい人は常に腹巻をする。
クーラーで部屋を冷やしすぎないように。

ひどい状態の時には、
漢方医に体内の湿、水毒を散らす漢方を処方してもらうのもいいですね。