カフェイン

カフェイン感受性

人によりカフェインに強い人、普通の人、弱い人がいます。

健康や美容によいコーヒーは、1日3〜4杯ブラックで飲むといいよと言われていますが、人によってカフェイン耐性が違ってくるので、1、2杯でカフェインを強く感じてしまう人、とにかくコーヒーを飲むと下痢などになりやすい人もいるので、自分の体質を考慮して摂取した方がよいですね。

もちろん多少はコーヒーの濃さにもよります。浅煎りと中煎り、深煎りではカフェインの含有量が違うといわれていますが、極微量の違いのようです。しかし深めの方が苦味や味は濃いけど、浅煎りよりも体への刺激は少ない感じがします。*カフェインとは別の成分かもしれませんが。

品種によっても、カフェイン含有量が多いロブスタ種1.7~4%アラビカ種0.8~1.4%で違ってきます。*ロブスタ種はベトナムコーヒーなどに使用されているコーヒーです。(ベトナムコーヒーはコンデンスミルクを入れて飲むスタイルです。)

しかし、ミルクなどを入れるとカフェインの吸収を抑えてくれるようなので、乳糖不耐症でなければミルクも入れてみるのもいいかもしれませんね。乳糖不耐症ですと、ミルクでも下痢になりやすいので・・・。

ミルクが入ったコーヒー(カフェラテ、カプチーノなど)を飲んでいる人で下痢になりやすい人は、ブラックコーヒーを飲んで様子をみて、今度はミルクだけを飲んで検証してみるといいですね。体が何に反応しているかをチェックするのは結構重要です。

カフェインはコーヒー、緑茶、紅茶、カカオ、エナジードリンクなどに含まれています。特に缶コーヒー、インスタントコーヒーには苦味を出すためにベトナム(ロブスタ)を使用しているのが多く、カフェインが多いものがありますので少し気にしてみるといいです。カフェインに弱いかもしれない人は、デカフェにしたり、デカフェと普通のコーヒーをハーフ&ハーフにしてもいいかもしれませんね。

*カフェインレス、デカフェを選ぶ場合、できればオーガニックや有機栽培などのものを選ぶといいでしょう。カフェインレス用に使用されるコーヒー豆はスペシャリティコーヒーやオーガニックなどの生産過程がわかるようなもの以外は、古い豆や低品質のものが使われています。そのため味が薄いような、香りもおいしさも感じられないようなものもあります。

カフェインレスにする工程は、マウンテン・ウォーター製法かCO2プロセスが安心です。新鮮でクオリティの良いデカフェコーヒーを選ぶようにしましょう。