ミトコンドリアを増やそう。
ミトコンドリアは若返りや長寿、体内のエネルギーを生成するなど重要な役割があるといわれています。
ミトコンドリアのエネルギーを作る能力が低下すると、体に取り入れた栄養(食事)をうまくエネルギーに変えることができずに、太りやすくなったり、体力も低下したりするなど、つまり老化を促進させてしまうことになります。
ミトコンドリアを増やし、活性化させるには・・・ストレスを与えることがポイントです。
① 空腹の時間を持つ。(食べる頻度や量を制限)
食べる量を制限すると(例えば1日1食、2食として空腹の時間を与えるとサバイバル回路が働きだします。(長寿遺伝子の力が発揮し始める)出来るだけ次の食事までの時間を開けるといいです。
② 運動する。(やや強めの運動(高強度))
運動する人としない人ではテロメアの長さが違ってきます。適度にストレスのかかる運動によって長寿遺伝子がプラスの方向に働き始めます。軽いウォーキングでもしない人よりも効果はあるのですが、ややハードな運動をすることでさらにミトコンドリアが活性化されます。(ランニングなど)
③あえて寒さに身さらす。
冬に厚着したくなるのですが、あえて少しだけ薄着してみたり、上着は閉めないで前を開けておく、冬の海に浸かる(ちなみにサーファーはウェットスーツを着ていますがそれでも真冬は寒いです)マリンスポーツをしない人は、冷たい水に足だけでも入れてみる。寝る時は厚着しない、などあえてストレスをかけると、体が一定した状態(体温など)を維持しようと活動し始めます。(恒常性=ホメオスタシス)
ミトコンドリアを増やせれば、健康でさらに若くいられるので、体への適度なストレスというのはとても重要ですね。
毎日お腹いっぱい食べて、運動しないで、温かいところでぬくぬく過ごしていたら、使われない体の機能は徐々に退化していってしまうと言われているので、体が持つ素晴らしい能力を引き出すために、サバイバル回路を起動させていきましょう。
*参考書籍:LIFE SPAN