できるだけ毒素を減らす食べかた。
体の中からきれいに・・・ 前回の続き
残留農薬、有毒物質などをできるだけ減らせば、まだ安心していただくことができます。
下ごしらえには、水洗い・茹でる・刻む・皮を剥くなどがあります。普通に料理をする時にやっていることですが、美味しくするためだけではなく、除毒の効果もあります。
「アクを取る・湯がく・湯とうし」・・・浮いてきたアクを全部取りすぎても美味しさがなくなってしまうのですが、肉類や肉類の油に含まれる有害物質を減らせます。野菜類のアク成分は水に溶けやすいので、水にさらすだけでも減らせます。(塩水、酢水、冷水、熱湯などでも)
「ゆでこぼし」・・・残留物質や不要な成分が一度茹でた汁を捨てることで減らせるので安心ですし、味もクリアーになります。
「湯むき」・「湯びき」も効果的です。
「切り込み・隠し包丁」・・・切り込みを入れるのは、火が通りやすい、味を染み込ませるために入れる以外に、残留農薬や食品添加物などが溶け出しやすくする効果もあります。
「ふり塩」・「たて塩」・「べた塩」・「塩じめ」・「塩もみ」・「塩ゆで」・「板ずり」も塩の浸透圧によって魚や野菜などの生臭さを抜き、身を引き締める以外に、有害物資を減らせます。
また塩だけでなくて、「酢洗い」・「酢締め」など酢を使った下ごしらえ、「醤油洗い」・「割り醤油」、「味噌漬け」・「粕漬け」・「ぬか漬け」なども有害物質を引き出す効果があります。
これらの下ごしらえは、おばちゃんやお母さんが普通にやっていることですね。下ごしらえには料理を美味しく作る・減毒の意味があるのですね。
つづく