美味しくする下ごしらえ2

魚介類など

魚は頭とエラ・ワタを落とす:有機水銀は脳(神経細胞)に、農薬・汚染物質はエラ・ワタ(ワタもでしっかり洗う=化学物質がたまりやすい)にたまることが多いそうです。

水煮などして脂肪を落とす:脂肪に化学汚染物質やダイオキシンなどが溜まりやすい。

酢洗い(2倍に薄めた酢でさっと洗う):酢の浸透性効果で汚染物質が溶け出しやすい。

また酒粕や味噌などにつけておくのも、溜まっている残留物質を引き出してくれます。

貝類は海の掃除屋と言われているので、かなり汚染物質を溜め込んでいます。貝類の下ごしらえはどうでしょう。

砂抜き:あさりは海水3%・シジミは真水に長めにつけておくのがいいです。砂以外の化学汚染物質も吐き出せます。(表面の殻も塩で洗いましょう)

湯通し:熱湯にさっといれて、冷水に取って冷ます。(お湯に残留物質が溶け出します)

大根おろし洗い:牡蠣や貝類は汚染物質が溜まりやすいので、毒素引き出しパワーが強い大根おろしの中で洗うと、汚れを落としやすいです。

酢のもの:貝類など2倍に薄めた酢で洗った後に、酢の物にすると安心して食べられるようです。(洗った酢は捨てましょう)

つづく