腸に良いと思っていたものが、実は腸に悪かった?
健康な人と何らかの腸のトラブルがある人では、やはり食べたら効果があるもの、逆に悪化させるものがあるんです。
また腸のトラブルの中で、「SIBO・小腸内細菌増殖症」や「過敏性腸症候群」には、高い繊維質のものや糖質が多いもの、ラクトースを含むものなどを取ることによって、腸の状態を悪くさせるようです。

*小腸内細菌増殖症・・・・小腸内で細菌が増殖し、ガスが大量発生する。
*過敏性腸症候群・・・・セロトニンの過剰分泌で、蠕動運動に異常が発生する。
この本の中に上のような症状のために、避けるべき食品と食べてもOKな食品などが書かれています。
FODMAPといいまして、発酵性の糖質のことなのですが、下痢や腹痛、ガスやおなら、便秘などを引き起こす食品を避けるように示しています。
ほんの一例ですが、納豆やキムチ、ごぼうなどは普通では腸にいいのですが、これらはNG食品になっています。
普通の無糖のコーヒーはOKだけど、麦芽コーヒーはNG。
小麦はダメ、お米はOK。
カッテージチーズはダメで、モッツァレラチーズはOK。
などほんの一部ですが、たくさんカテゴリー別に書かれていますので、とてもわかりやすいです。
腸に良いものを取り入れているのに、ずっとお腹の調子が悪いなと思う方は、FODMAPを参考にしてみるといいですよ!