様々な体質1

湿痰(しつたん)

体に余分な水分がたまりすぎている。体はだるく、特に下半身にむくみが出やすい。暑がりだが、寒がりでもある。余分な水分がうまく排出されないので、内側は冷え気味。関節に痛みが出やすい。(食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、不規則な生活に気をつけましょう。冷たいもの味の濃いもの控える。)

食材:海苔、ワカメ(海藻類)、あさり(貝類)、はとむぎ、玄米、大根、かぼちゃ、ぶどう、ウーロン茶、プーアル茶、ハトムギ(ホットで飲む中国茶がよい)

血瘀(/rp>けつお)

便秘、肩こり、月経トラブル、冷えが特徴。胃腸の働きが弱っているので、肌にくすみも出やすい。精神的な疲れ、ストレスも原因になっている。(心の休息、気分転換、体を温める食生活がよいでしょう。冷たいもの、脂質、甘いものは控える。)

食材:鯖、鰯(青魚)、ビーフ、ニラ、ほうれん草、黒豆(黒い食材類)、とうがらし、キクラゲ、しめじ、桃など)

湿熱(しつねつ)

体内に熱と水分がたまり、うまく排出されていない。熱と水が混ざり合いドロドロの状態になっている。それにより、皮膚が化膿&炎症しやすくなったり、肌トラブル、胃もたれしやすい。(余分な熱をとる食べ物、利尿作用のある食材がよい。甘いもの、辛いもの、味が濃いもの、脂分、冷たいものは控える。)

食材:ハトムギ、あずき、とうもろこし、あさり、菊花茶、ナス、冬瓜など

気滞(きたい)

何かが詰まる感じがする。喉の詰まり。首。内臓の弱り、胃腸の弱り、呼吸が浅い。手足の冷え。頭痛や肩こり。息苦しい。下半身のむくみ。気の流れが悪くなっている。(利尿作用のある食材がよい、柑橘系のもの、香りで気持ちを緩めると良い)

食材:柑橘類、ジャスミンティー、鮭、イカ、玉ねぎ、ピーマン、セロリ、玄米、わさびなど

陰虚(いんきょ)

乾燥気味。かゆみ。不眠。水分不足。便秘。熱。不眠からの疲労。(利水作用と止渇作用のある食材、清熱作用のあるものを。冷やさないように)

食材:緑茶、プーアール茶、はまぐり、豚肉、豆腐、トマト、メロン、梨、黒ごま、きゅうり(炒め)など